依存症と聞いてどんな依存症を思い浮かべますか?
芸能界で騒がれている薬物、若者に多いとされるスマホ・ゲーム、カジノ法案で揉めているギャンブル、私も飲みますがアルコール。などなど他にも依存してしまうものは多数あります。
精神科医の先生の講義を聞く機会がありましたので私なりの意見も入れつつ依存症について書かせてもらいます。
自分では気づかない依存症。
やめたいと思っていてもやめられないものはありませんか?
仕事、学校、家庭など社会生活に支障をだしているものはありませんか?
依存症の核には「痛み」があると考えられています。
つらい感情、低い自尊心、孤独・孤立、つらい関係の経験がある人は依存症になる傾向があります。
・怒ってなんかない。
・傷ついてなんかない。
・さみしくなんかない。
・妬んでなんかない。
まじめな人ほど心理的に追い詰められますし、自分自身を追い詰めます。
「大丈夫」と作り笑いしていませんか?
講義を受けながら、私自身「自分が必要とされている。」または、「やりがいを感じられる。」などの満足感を得たいが為に仕事依存症になっているのかなと思いました。
仕事は生活をするための手段です。家庭・家族を犠牲にする事は本末転倒です。
依存症から回復するためには「それを使って・やって何を失ったのか」と「それは何を与えれくれた?」のかを見直し、害の大きいものや犯罪につながるものはやめ続けなければいけません。
依存症の支援は「孤立させない。」です。
依存症になった方は「痛みを経験した人」の理解を地域社会が理解し、治療・支援体制を整え孤立しない様「つながり」もてる社会にしたいですね。
参考資料は下の書籍です。ご興味があれば読んでみてください。